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考える言葉

抱負Ⅱ

2013年01月15日

 先週に続いて、今回も"抱負"について・・・・・。
 
1月7日の仕事始め、12日の新年度計画発表会そして夜の懇親会の場で、IGグループ・メンバー全員の今年にかける"抱負"を発表してもらったので、感想をまとめておきたい。
 
 総じていうと、一人ひとりの意気込みが伝わってくる内容だった。折に触れて、「今年は、正念場だぞ!」と声かけをしておいたのが功を奏したのかも知れない。「みんなの"抱負"がすべて実現できたら、凄いパワーをもった組織になる!」、そう想っただけでワクワクドキドキしてきた。みんな、そう感じたと思う。
 
 仕事の"抱負"(=目標)は、各人の置かれている状況を反映する。若手、中堅、幹部では、中身が違う。それと、任された業務の内容によっても、影響を受ける。
 
 個人目標は、次の3点に絞り込んで発表してもらうようにしている。
1.能力アップ、2.業務改善、3.考え方・習慣。
 
 ポイントは、昨年度との違いである。つまり、どれだけ新機軸を打ち出すことができたかどうか。一年あれば、成長した自分がいるはずだ。抱負の内容も次元が変わって当たり前・・・・・。当然、チャレンジ性が問われる。それから、必達を確信しているかどうかも大切だ。
 
 みんなの"抱負"、その意気込みは共感的に受け止めたつもりだ。考え抜いた内容であれば、あとはやり抜くしかない。私たちは、自分の夢や"抱負"を実現するために具体的な行動計画を立てる。それは、実行が伴うものでなければ画餅である。実行には努力が伴う。つまり、計画は、努力の予定表なのだ。
 
 例えば、「税理士試験に合格する」というチャレンジ目標を掲げたとしよう。やってみれば分かるが、そう生やさしいものではない。がむしゃらに努力しないと、勝利の女神は決して微笑んではくれない。要は、夢中になれるかどうか・・・・・。
 
 さらに大切なことが一つある。それは、夢や"抱負"が達成できたとき、何がどう変わるのか。山の頂に立ったとき、どんな景色を見ることができるのであろうか・・・・・。そのイメージができているだろうか。恐らく、そのイメージを超える成果を手にすることは間違いないのだが、結果のイメージは必要だ。それが、鮮明であればあるほど、途中で投げ出したりしないからだ。
 
 今年のテーマである『自己差別化』とは、自分の軸を重視し、環境に左右されないブレない生き方をするという意味だ。
 
 自らの"抱負"に夢中になろう。生きがいとは、がむしゃらの先にあるものだ。

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