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考える言葉

キーワード

2018年02月19日

鍵になる言葉、"キーワード(key words)"・・・。

 ヒントを探す検索の手がかりとなり、特定の問題を解くときの鍵(キー)となる有用な言葉のことである。

 先だってのIG新春セミナー(2月9日)やJa‐BIGの定例会(2月16~17日)においても講演のなかで触れた内容であるが、ここ数年、「新たな成長戦略を描けないでいる・・・」という経営者の悩みを耳にする機会が多い。

 先が見えない、時流の見極めが難しい時代である。そんな中で、新たな成長戦略を描くためには、先ずは「その時代を読み解くための"キーワード"」を探り当てる必要があるだろう。実は、言葉は時代に先行するのである。

 パラダイムシフトの時代であるといわれる21世紀に入って、18年目になる。やはり、時代の"キーワード"は、「変化」であろう。

 「変化」にどう適応するのか・・・?「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」というダーウィンの有名な言葉がある。

 そして、ドラッカーに次の名言がある。

 「変化をマネジメントする最善の方法は、自ら変化をつくりだすことである」

 つまり、イノベーション!これこそが、今日における最も重要視すべき経営課題であろう。自己革新における創造的な破壊・・・、その先にどんな未来があるのか?あるべき姿を鮮明にすることができた企業が、時代をリードするのであろう。

 日々、日常業務に追われている人がいかに多いことか・・・。しかし、目の前の現実といくら闘ったとしても、何も変えることはできない。現実を変えたければ、イノベーションするしかない。

 自分の目の前で生じている問題だけにとらわれず、より大きな社会的な視点で変化を観察してみよう。例えば、① 人口減少の問題、② グローバル化の問題、③ 情報化(ITやAIなど)の問題・・・。

 それらが引き起こす時代環境の変化に対して、自らの貢献(ミッション)を見出してみよう。それによって自らのあるべき姿が浮かび上がってくるのではないだろうか?すでに、時代の潮流を見切って、先駆的な役割を担っている個人や企業を知っている。その人たちを見習うのも良いと思う。

 私たちが提唱している未来会計サービスとは、まさに自らの手で未来を創る「選択と計画」の経営的思考であり、その手法である。

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