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考える言葉

IG合宿

2018年11月05日

 先週(31日~2日)、恒例の"IG合宿"を行った。

 宿泊施設は、昨年と同じ、国立諫早青少年自然の家。多良山系の五家原岳(1057.3m)中腹に位置しているために、少し肌寒い感じであるが、気持ちが引き締まって、ちょうど良い・・・。

 合宿の目的は、本来、次年度・行動計画書(2019年度)の作成にある。つまり、各部門や個人ごとに、次年度一年間でなすべき成果を目標化し、具体的な実行プランのたたき台をつくってもらうのが主たる目的である。

 作成の手順は次の通り。

 (1) 次年度IG基本方針の確認(小生が説明する)

 (2) (1)に基づいての各部門・分社の行動指針の確認(各部門長が説明)

 (3) 下記目標に対して、部門ごとに討議し、計画を立てる。

  ① 売上計画、② MAS監査推進計画、③ 組織計画、④ 業務改善計画、⑤ 研修計画、⑥ 個別企画書の作成、⑦ 個人目標(能力、業務改善、考え方・習慣)。

 以上が、毎年のパターンである。

 但し今回は、次年度がIG会計グループの35周年であること、また中期ビジョンである「Next Innovation:次なる革新」の最終年度(2015~2019年)であるなどの事情で、少し趣向を凝らして、パネルディスカッションなどをやりながら、合宿の3日間を過ごしてみた。

 最近、思うことがある。創業して34年間の歴史を刻んで、来年一つの節目として35周年を迎える。傍からみて、IGらしさを感じてもらえているようだ。ただ、思うに、創業者である小生の生き様がIG理念として確立され、浸透し、IGの組織風土を創ってきたという一面が強いような気がする。つまり、IG=創業者である岩永というイメージ・・・。

 では、IG組織を構成する40数名の個性や主体性は、どんな存在として生きているのであろうか?IG=40数名だといえるのか?

 組織そのものは、目的ではなく、手段である。事業や仕事を通して、世のために貢献するための手段であり、またその組織を構成するメンバーの個性や主体性を発揮するための手段であると考える。

 「組織は戦略に従う」という言葉があるように、組織の存続・発展性は、組織を構成するメンバーの個性的価値、彼らがそれを以ていかに組織に参加し、その影響を受け、さらに影響を与えるかという働き(=主体性)にかかっているような気がする。

 次年度の課題は、そのあたりにありそうな気がする。

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