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考える言葉

ルーズ

2019年06月10日

 "ルーズ"な性格の人は、知らず知らずのうちに他人に嫌な思いをさせており、敬遠されている人が多い。

 「度が過ぎると致命傷」という言葉があるが、人生のあらゆる関係性(人、お金、時間、仕事、約束、異性など)において"ルーズさ"は悪しき影響を与えるので気をつけたほうがいい。

 "ルーズ"とは、「態度や行動にしまりがないさま。だらしないさま」をいう。"ルーズさ"とは、その人にとって小さい頃から生活習慣化されてしまっているので、自分の"ルーズさ"に気づかないことが多いのではないだろうか・・・。

 次のような症状がある人は、ルーズな傾向が自分にあると思った方がいい。

①   面倒くさがり。

②   物事の優先順位が決められない。

③   無責任なところがある。

④   人に頼って代わりにやらせようとする。

⑤   5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)ができていない。

⑥   自分本位で、自分に甘い。

⑦   ミスが多く、人のせいにする。

⑧   取っ散らかすような仕事をして、後始末ができていない。

⑨   モノやお金を借りても返さない。

⑩   その他・・・・・。

 最近、「働き方改革」においても、生産性の向上などが盛んに言われている。"ルーズ"というい意味は、「やるべきことをキチンとやらないこと、手抜きあるいは慢心」と捉えてよいだろう。これは、非生産的な行為で、経営や仕事において致命的である。

 では、自分の"ルーズ"な性格や習慣というものは、どうすれば直すことができるのであろうか?

①   先ずは、自覚すること。

 自分の仕事の成果や人間関係に悪しき影響を与えていることを自覚しよう。

②   「仮説(Plan)~実践(Do)~検証(See)」を習慣化すること。

 日々の単位で、このサイクルを実行し、仮説・検証のフードバックを習慣化すること。 

③   5Sの徹底。

 5Sを徹底することによって、日常的に、面倒くさがる"ルーズ"な性格を変えよう。

"ルーズ"に悪意はないと思う。だからこそ、自己革新が求められる。

(R元.6.10)

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