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考える言葉

新人

2016年04月05日

 IG会計グループは、第1四半期の合宿(3月31日~4月1日)を終えて、第2四半期がスタートしたばかりである。
 今年の新卒採用者4名も参加しての合宿だったので、研修ルームも手狭になった感じであった。新陳代謝で、少し平均年齢も下がり、いい意味での緊張感も生まれ、有意義な2日間になったと思う。労働市場がシュリンクしている状況で、前途洋々の新卒者を4人も確保できたのはラッキーだと思う。さらに、中途採用ではあるが、有資格者2名(CPA)も加わるので、俄然、気合も入ってくる・・・。
 少子高齢社会が進む中、若い人材の希少性が懸念されているが、企業経営における人材の採用と育成は、重要な経営課題として押しかかってくるだろう。現に、人材の確保ができず、店舗を閉めたとか、事業そのものを撤退したという話も聞く。
 人材確保の問題も然ることながら、採用した人材をいかに育成し、定着させるかを、
もっと真剣に考えるべきではないだろうか。2~3年もしないうちに、辞めてしまうというケースが意外と多いという。
 新卒であろうと中途であろうと、就職(転職)する者にとっては、「期待と不安」が入り混じった心境であろう。その期待を膨らませ、不安を解消してあげられる環境を、どう整えてあげたらいいのだろうか?3つのキーワードを考えてみた。
 ① 自立できる環境
 精神的、経済的自立である。精神的には、主体性の確立。自己責任で物事を考え、周囲に影響力を与えることができるような考え方・価値観を養ってもらうことだ。経済的な自立、豊かさの実感も大切であろう。
 ② 成長できる環境
 帰属することによって、将来への可能性を膨らませることができるような環境であること。日々新たな発見があり、チャレンジ精神を醸成させてくれるような環境である。
 ③ 貢献できる環境
 貢献とは、自らの仕事を通じて、「世のため、人のため」になることだ。社会の役に立っていることが実感できれば、誰だって嬉しい気分になれる。そんな環境を整えてあげれば、自己研鑽に励むはずである。
 IG理念は、仲間一人ひとりの可能性を信じ、互いに切磋琢磨して、自己実現できるよう、組織を進化させていくことを切に願って、つくったものである。その理念への共感から"新人"研修は始まる。
 IG式目標管理を自分の習い性にできたとき、IGが期待する人材となる。

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