このページの先頭

トップページ > 考える言葉

考える言葉

継続心 

2024年07月16日

先週の考える言葉シリーズ(24‐24)で紹介した、新渡戸稲造の著である『逆境を越えてゆく者へ』の中で、"継続心"の大切さについて述べている個所があったので紹介したい。

「発心はたやすいが"継続"は難しい」という。 志を立て、何かを決意することは、誰でも幾度となく経験することであろう。しかし、この決心を"継続"させることはなかなか容易なことではない。最初は勢いに乗って熱心にやっても、たいてい途中で厭になることが多い。

 例えば、今日から日記をつけよう、家計簿をつけようと決意しても、これを一年間やり続けることは容易なことではない。最初は勢いに乗って熱心に取り組んでいても、習い性になるまでには気が緩むことがある。

 大概の仕事においてもそうだ。もう一息という大切なところで厭になり、諦めがちなものである。やめてしまえばそれまで・・・。すべてを無駄にしてしまうことになる。

 徳川家康の遺訓に「人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくがごとし」というのがある。家康ほどの人物であっても、継続することの困難と必要を認めてこれを説いたのだという。

 ゲーテも「急がず、休まず」という言葉を残しているという。何事も"継続心"をもってやり続ければ、いつか必ず目的に到達するものだ。最後まで辛抱してやり遂げようとする決意が乏しいのだと思う。

 では、"継続心"を培うには何が必要なのだろうか。

先ずは、毎日幾度となく志(なすべき事)に注意を向け、それを習い性にすること。つまり、常に志を忘れないように心にかけて記憶することだろう。そして習慣づけば、一回でもしないと物足りなくなるものだ。

 また、"継続心"を妨害する外部要因が3つあるので注意しよう。

① 外因一:そんなことはやめろという反対

② 外因二:生活環境の変化による中断

③ 外因三:他人の嘲笑(皮肉や嫌味など)

 「習うより慣れろ」という諺があるが、その通りだと思う。小生もセミナーなどで、「未来会計、事業化の秘訣は何か?」と問われると、必ず次ように応えている。

 「成果が出るまでやり続けること!」、その決意があれば必ずうまくいくと・・・。

 まさに、先人が指摘するように、「継続は力」である。改めて、"継続心"の大切さを痛感している。

 

                   "考える言葉"シリーズ(24‐25)

 

このページの先頭へ戻る