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考える言葉

算段

2018年10月10日

 長崎では、「おくんち」(10月7~9日)を過ぎると急に暑さが和らぎ、秋の気配が漂い始める。

 この時期、IG会計グループでは第4四半期に入り、今年度目標に対しての追い込み時期であると同時に、「次年度・基本方針」を決めて、次年度に対する仕込みをする時期でもある。小生が、10月中旬までに「次年度・基本方針」を幹部会で発表をする。それを受けて、各幹部はそれぞれが率いる分社・部門の「行動指針」を決めて、「次年度・行動計画書」の作成合宿(2泊3日)に備える・・・。

 今年は年初から、以前に購入していた『孫子』に関する書物を何冊も再読しているせいか、計画を立てること、すなわち"算段"の重要性を改めて嚙みしみている次第である。

 「勝兵は先ず勝ちて而(しか)る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む」(第四 軍形篇)。

 (勝つ方は勝つ見通しをつけておいて戦いを始めるが、負ける方は戦いを始めて勝機、勝ち目をさがす)

 「算多きは勝ち、算少なきは勝たず」(第一 計篇)。

 (事前に、情報とデータから理論的に勝算の有無を解明し、勝算が多ければ勝ち、少なければ敗れる)

 経営においても然りである。業績の良くない会社は、具体的な目標がなく、無計画である。つまり、確かな"算段"をしていないのである。赤字企業の9割方以上は、事前の"算段"さえすれば、すぐに黒字転換できると確信している。

 さて、IG会計グループは、来年35周年を迎える。まさに、転換期である。創業の原点に立ち返って、抜本的な"算段"を断行しなければならないと感じている。そのために先ず、何を為すべきか?

 35年も経つと、組織風土が定着化し、その空気を吸っているメンバーは、良くも悪くもIGイムズ化(集団化、組織化)していないだろうか・・・。主体性を失い、没個性化が進むと、互いの切磋琢磨がなくなり、結果として組織の進化も止まり、衰退化していく恐れがある。

 そこで、今回の「次年度・行動計画書」作成合宿は、メンバー各人に焦点を当て、徹底して自己を見つめ直す合宿にしたいと考えている。「①自己成長のために何を為したか?②組織のために何を為したか?③世のために何を為したか?」

 自らに問う!先ずは、徹底して自己の"算段"をしてみたいと思う。

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