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自社の魅力

2022年05月30日

 企業には、様々な利害関係者(ステークホルダー)が存在する。

 金銭的な利害関係が発生する顧客や株主そして取引先はもちろんだが、企業活動を行う上で関わるすべての人のことをいう。地域住民、官公庁、金融機関、そして従業員なども含まれる・・・。

 そのような利害関係者にとって、"自社の魅力"はどのように映っているのだろうか。

様々な利害関係者が存在するが、その中でも顧客が関心を持っている"自社の魅力"とは何だろうか。

 どんな企業にも、お得意さんと呼ばれる顧客が存在するが、その人たちの顔を思い浮かべながら、次の質問に答えることによって、"自社の魅力"について考え、整理してみよう。

 ① 第一に、今までで最も高い評価を受けた仕事は何か?

 ② 第二に、それはこれからも高い評価を受けそうか?

 ③ 第三に、なぜそう思うのか?

 ④ 第四に、評価をさらに高めるために、どのような要素を追加すべきか?

 ⑤ 第五に、それを習得する方法は何か?

 ⑥ 第六に、実際に習得するにはどうすればよいか?

 どうだろう・・・。改めて問い直してみると、意外と曖昧な答えしか浮かばない得意先も多いのではないだろうか。

 「ずっと取引しているから」「近くで便利だから」「知人の紹介だったから」「各種交流会のメンバーだから」「他社にないサービスをしてくれるから」「対応が早いから」「何となく・・・」などだろうか・・・。

 いずれにしても、何らかの理由があって、多くの競合の中から、自社を選んでくれたのは間違いないと思う。それが価格でないとすれば、その理由は何か。その理由こそ、"自社の魅力"だと考える。

 "自社の魅力"とは、自社の強みでもある。

 そして、ドラッカーは経営戦略のベースには"自社の魅力"(強み)を据えて考えるべきだと助言している。

 経営戦略の構成要素とは、①市場・顧客、②商品・サービス、③流通ルートである。

すなわち、これら3つの構成要素について、"自社の魅力"がどのように反映されているかどうか、検討してみることも大切であろう。

 もちろん、"自社の魅力"は、「顧客にとっての魅力」であることは当然のことである。

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