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考える言葉

協働する力

2026年10月19日

2026年10月19日(月)

「一人でできることには限界があるが、人と力を合わせれば、想像以上の成果を生み出すことができる」。誰もが頭では理解していることであろう。
  しかし、実際の仕事の現場で、私たちはどれほど"協働する力"を発揮できているだろうか。 
  IGグループでは、仕事力を三つの段階に分けて考えている。
 ① 第一は、自分に与えられた仕事を、責任を持って処理する「自己処理能力」。  
 ② 第二は、部門・部署の仕事を役割分担し、協力体制を整えて成果を出す「協働する能力」
 ③ 第三は、組織全体を統合し、組織力で成果を出す「任せる能力」である。
  この三段階を考えると、"協働する力"は、個人の能力を組織の成果へと結びつける重要な役割を担っていることが分かる。自分の仕事をきちんとやり遂げるだけでは、組織全体の成果につながらないことがあるからだ。
  では、"協働する力"とは何だろうか。
  それは、単に仲良くすることでも、困っている人を手伝うことだけでもない。共通の目的を理解し、お互いの役割を認め合い、自分の力を他者の成果にも役立てることである。さらに、自分だけでは成し遂げられないことを認め、必要なときには他者の力を借りることも含まれる。
  ここで大切なのは、「自分の目標」と「組織全体の目標」の関係性である。各部門や個人が自らの目標達成に懸命に取り組んでいても、互いの仕事がつながっていなければ、組織として十分な成果は生まれない。自部門の成果を追求するあまり、他部門との連携を後回しにしてしまえば、部分最適が全体最適を損なうことにもなりかねない。
  IGグループが実践する目標管理においても、自らの目標を達成するだけでなく、他部門の目標達成にどう貢献できるか、また、自部門の目標達成のために他部門からどのような協力を得たいのかを明確にすることが重要である。つまり、"協働する力"は、目標設定の段階から育まれるものなのである。
  そのために、。私たちは、次の三つのことを心がけたい。
  ① 共通の目的を理解する
  ② 相手の立場を理解する
  ③ 情報を共有し、対話を重ねる
 そして、社会的インフラとしての役割を果たせる組織として成長し続けたいと考える。
           "考える言葉"シリーズ(26-39)

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