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考える言葉

NN大会

2014年09月16日

 お陰様で、『NN構想の会・第15回全国大会』(9月11~12日)を、今年も椿山荘(東京)で開催することができた。
 2000年からスタートし、第15回という節目の大会であったが、「それに相応しい充実した内容の2日間だった」という参加者の声を聞き、嬉しく思う。全国各地から参加して頂いた会計人の皆さんをはじめ、多くの関係者の熱意と信念がなければ、15年も続くはずもなく、ほんとうに感無量である。(心底から感謝!)
 さて、今年の大会テーマは『"卓越性の追求"~未来を語れる人材になろう』である。大会一日目は、大会15周年に符合するかのように誕生した、『新会社Ja‐BIG構想について』、小生が基調講演を行い、質疑応答を受ける形でスタートした。Ja‐BIGの理念・目的に共感されたのだろう、「本当に関係性の構築が大事ですね!今後の参加を検討したい」という方々の声を、懇親会の場で聞き、素直に嬉しく感じた。
 続くは、パネルディスカッション・・・。4人の若手会計人・パネリストとして登壇してもらい、それぞれの考え、取り組んでいる『卓越性』について語ってもらった。さすが、次世代を担う会計人・・・。率直な意見を述べてくれたと好評だった。
 そして、コーディネーターとして司会進行をして頂いた澤邉紀生教授(京大、会計学者)の頭脳明晰というか、センスの良さは、まさに卓越的だった。パネリスト一人ひとりの話をまとめ上げて、説明を加え、さらに質問を投げかける・・・。その内容とタイミングに感服!
 質問の的がいいので、パネリストも言いそびれた事をつけ加えることができたし、聞いている側からすると聞きたい事を引き出してもらったようで、納得している人たちが多かったようだ。教授の質問力が、その場の良好な関係性をつくりあげたのであろう。今までの中でも最高のデキだったという、声も聞こえている。それに、ある先生は「来年はぜひ、うちの事務所の若手を指名して欲しい。それに値する成果を出しますので・・・」と、売り込んで頂いた。ほんとうに、有難い話である。
 大会二日目は、支持団体のコラボで、3つの分科会を行った。共通のテーマは、未来会計領域の事業化をいかに推進させていくか・・・。3会場とも、満員で座る場所が確保できないような状態であった。
 当然ながら、支持団体それぞれに独自な成長戦略があり、聴き応えがあったと思う。各団体の門を叩き、さらに深掘りして、実践に繋げてもらいたい。
 節目とは、転機!すなわち、新たな成長機会を模索するときであり、新たな出逢いと関係性が始まるときでもある。その節目を、大事にしたいと考える。

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