このページの先頭

トップページ > 考える言葉 > バックナンバー > 何々

考える言葉

何々

2015年01月05日

 「よぉし、これだ!」と、妙に納得をして目覚めたはずの元旦の朝・・・。「今年は、とにかく"何々"を徹底してやり続けよう!」というフレーズなのだが、肝心な、その"何々"の内容を思い出せないでいる・・・。
 IGグループのH27年度・基本方針は、『生産性の向上~賢く働こう!』である。
 このテーマに関連して、夢の中で、いろいろと"創意工夫"を重ねていたようだ。その中のアイデアの一つに、大いに確信を持てた"何々"があったはずのだが、それが何であったか、特定できないでいる・・・。
 いま書きながら、ふっと浮かんだ言葉が"創意工夫"・・・。ひょっとしたら、これが"何々"の正体だったのかも知れない。とりあえず、そういうことにしておこう。
 そこで、年頭において、"創意工夫"という言葉について少し考えてみたい。"創意工夫"とは、今までになかった新しい発想をし(創意)、それらを実行するために様々な手段や方法を試すこと(工夫)をいう。
 人間って不思議なものだ。同じ環境で、同じ仕事をしているにも関わらず、一年もすれば、生産性に差がついてしまうことが多い。その原因の一つが "創意工夫"の差だと考える。
 仕事に対する日常の心がけが違う。①何のための仕事か?(目的意識)、②今のやり方でいいのか?(問題意識)、③どうすれば皆の協力を得られるか?(最善意識)、④どうすれば生産的であり得るか?(生産性向上)、とにかく"創意工夫"を惜しまないのである。
 "創意工夫"の狙いどころは、次の5点だ。
① 品質の向上(顧客満足の追求)、② 疲労の軽減(作業の効率)、③ 時間の短縮(提供のスピード、残業の撤廃)、④ 経費の削減(予算管理)、⑤ 協働のシステム化(価値観の確立)。
 さて、年頭において、いま抱えている仕事の棚卸しをしてみよう。
① 抱えている日常業務でやり方を変えようとしている仕事は、どれぐらいあるだろうか?② 新た仕事の確保は、どれぐらいできているだろうか?③ 今年、手離れさせようとしている仕事は、どれぐらいあるだろうか?これら一つひとつの事に関して、どんな"創意工夫"がなされたのだろうか・・・。
 もちろん、各人一人ひとりの"何々"があっても良いと思う。「今年は、"何々"を徹底してやり続けよう!」・・・。
 それぞれの"何々"を考えて、ぜひ生産性の向上に努めてもらいたい。

このページの先頭へ戻る